日焼けのリスクは肌だけではない!知っておきたいさまざまな危険性

日焼けというと
肌が赤くなりヒリヒリする状態を思い浮かべる方が多いことでしょう。

しかし
それだけではなく日焼けには私たちの健康を害するたくさんの危険がありました。

日焼けにはどのようなリスクがあるのかを知り
赤ちゃんのころから日焼け対策をおこなうことが必要なのです。
赤ちゃん 日焼け止め 対策

日焼けは危険!健康を害するさまざまな体へのリスク

日焼けをすると健康を害してしまうリスクがあることが
さまざまな研究により明らかになってきました。

近年の地球温暖化の影響で
UVから私たちを守るオゾン層が破壊されていることは、ニュースでもさかんに報道されているのでご存じですよね。

オゾン層の破壊により世界中で日光が原因と思われる皮膚がんや
白内障などで健康を害する人が急激に増えてきています

強い日差しから受ける私たちの体へのダメージは
日光に当たってすぐに症状が出る急性の疾患と数十年という長い年月の間
強い日差しを浴び続けてきたことにより症状が出る慢性の疾患があります。

日焼けは私たちの健康を害する、とても危険なものなのです。

日焼けが関係しているとされる急性の疾患

日焼けが関係していると考えられている急性の疾患としては

  • 肌が赤くなりヒリヒリと炎症を起こすサンバーン
  • メラニン色素が肌の表面に沈着するサンタン
  • 目に炎症が起こる紫外線角膜炎
  • 日焼け 炎症

などがあります。

日焼けはどんな症状なのかを改めて知る

日焼けをした肌はどんな状態になるのでしょうか?
日焼け 現象

強い日光により
皮膚の1番表面にある表皮がダメージを受け、赤く炎症を起こします。

表皮は厚さが約0.2ミリととても薄い膜となっており
外からの刺激から体を守り水分の蒸発を防いでいます。

私たちを日光から守るメラニンを作っているのも表皮なのです。

メラニンはシミの原因として知られていますよね。

日焼けから肌を守るため
表皮はメラニンを作り出してUVを吸収し、DNAがダメージを受けることを防いでいます。

しかし
UV-Bは皮膚の細胞のDNAに傷をつけてしまうのです。

ダメージを受けた細胞にはこの傷を正しい状態に直すシステムがありますが
何度もUV-Bにより傷を受けると間違って修復をしてしまい、細胞が突然変異を起こすことがあります。

これが皮膚がんの原因となってしまうのです。

私たちは子どもの頃に大量の日光を浴びており
数十年後にその影響がシミやシワ、そして皮膚がんとなって現れてしまうことがあります。

未来に健康な体でいるために
子どもの頃から強い日差しを浴びないようにUV対策をすることがとても重要になってきます。

紫外線角膜炎

強い日差しを浴びた後に目が充血し異物感があり涙が出るなど、角膜に炎症が起きてしまうのが紫外線角膜炎です。

炎症がひどくなると強い痛みを感じます。

スキー場など、雪面へのUVの反射が強い場合に起きる「雪目(ゆきめ)」がよく知られていますね。

紫外線角膜炎は1日~2日で自然に治るものがほとんどです。

日焼けが関係しているとされる慢性の疾患

日焼けが関係しているとされる慢性の疾患には、シワやシミ、また良性腫瘍や皮膚がんなどの皮膚への疾患や、白内障や翼状片などの目に起こる疾患があります。

皮膚(シワ、シミ、良性腫瘍、前がん症、皮膚がん)

日焼けによる皮膚の慢性疾患には、シワやシミ、またそれだけではなく良性の腫瘍や前がん症、また皮膚がんができる危険性もあります。

年配の方の手などにあるシワやシミは、年齢を重ねたことによる老化と思われることが多いのですが、これは「光老化」といい、慢性疾患なのです。

この光老化は子どもの頃からUV対策をしていくことで防ぐことができる老化です。

またUV-Bを長年浴びることによって皮膚にできる腫瘍には、良性と悪性のものがあります。

前がん症である日光角化症の段階で、適切な治療をすれば命に関わる事態にはなりません。

日本は韓国やタイと並んで世界で皮膚がんが少ない国の1つですが、患者数は男女ともに増加している傾向にあります。

目(白内障、翼状片)

目の疾患で最も多い白内障や、白目の表面を覆っている膜が黒目に入り込んでくる翼状片(よくじょうへん)も、長年UVを目に浴びることで起こる疾患です。

よく知られている白内障も、加齢や糖尿病によるものだけではなくUV-Bも原因の1つとされています。

屋外での作業が多い仕事をしている人は、つばの広い帽子をかぶることや、UVを透過させないレンズを使ったサングラスやメガネを着用して、目を保護することをおすすめします。

日焼けが赤ちゃんに与えるリスクを避ける対策は必要

UVは、急性の日焼けだけでなく十数年後に私たちの体にさまざまな影響を与える危険性があるため、子どもの頃から守る対策が必要です。

子どもの健康を守るために、赤ちゃんの頃から日焼けによるリスクを避ける対策を実行していきましょう。

赤ちゃんに日焼け止めを塗り始める時期

赤ちゃんの肌は大人よりもとても薄くデリケートで、強い日差しによる影響を受けやすくなります。

生後3ヶ月頃までは赤ちゃんに日焼け止めを使用するのは控え、日差しが強い日や、長時間の外出は止めておきましょう。

赤ちゃんのお出かけは、朝や夕方の少し涼しい時間帯を選ぶことが大切です。

外出をする場合は、帽子や日よけ付きのベビーカーを使い、長袖、長ズボンで肌を隠して赤ちゃんの肌に日光が当たらないように気をつけてください。

生後3ヶ月以降から、20分以上の外出の際や1日の中でも日差しが強い9時~午後3時頃に出かける場合は、日差しから赤ちゃんの肌を守るために日焼け止めを塗ることをおすすめします。

日焼けが子どもに与えるリスクを避ける対策は必要

子どもの頃に日光を浴び過ぎてしまうことを少しでも減らし、ママがしっかりと気をつけて子どものUV対策や日焼けのケアを行ってあげましょう。

日焼け止めの活用・子どもが日焼け止めサプリを飲んでも良い?

子どもの日焼けを防ぐ対策として、日焼け止めクリームをうまく活用しましょう。

日焼け止めの成分は、UVを吸収して肌へのダメージを防ぐものと、酸化亜鉛や酸化チタンがUVを散乱してダメージを防ぐものがあります。

UVを吸収するものは白くならない半面、アレルギー反応を起こしてしまう人もいます。

赤ちゃんや子どもに使用する製品を選ぶ際は、商品に配合されている成分の一覧が表示されているので、以下に記載した吸収剤を使用していない散乱させるタイプのものを選ぶようにしてください。

代表的な表示名称

・メトキシケイヒ酸オクチル(またはメトキシケイヒ酸エチルヘキシル)
・ジメチルPABAオクチル
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン

また、塗る日焼け止めだけではなく、日焼け止めサプリを飲ませることも効果的です。

日焼け止めサプリは食品ですので、4歳以上なら子どもでも飲むことができます。

ただ、小さな子どもには大人の半分くらいの量を飲ませることや、粒が大きいものは喉を詰まらせてしまうので、小さく砕いて飲ませるなどの注意が必要です。

子どもがアレルギーを持っている成分が含まれている場合もありますので、全成分を確認してから購入するようにしてくださいね。

日焼けの依存症になるリスク

こちらではUVが私たちに与えるさまざまなリスクをご紹介してきました。

しかし一方では、日焼けサロンへ通い続けるなど、日焼けが止められない「日焼け依存症」の人もいるのです。

日焼けをすることにより肌の表面で作られる物質に「βエンドルフィン」という幸福感をもたらす麻薬のような物質の分泌が促されることが、マウスの実験でわかりました。

このβエンドルフィンが依存症状に陥ってしまう理由なのです。

米国食品医薬品局2014年18歳未満の日焼けマシンの使用を控えるよう勧告

日焼けサロンでは、人工的にUV-BをカットしUV-Aだけを利用して肌を黒く焼くことができるようになっています。

しかし、UV-Aも過剰に浴びることによりシミや水疱ができる可能性があることや、近年ではUV-AによりDNAに損傷が起きることも報告されており、安全だとは言えません。

米国食品医薬品局(FDA)は、日焼けマシンを利用することにより悪性黒色腫(メラノーマ)が増加していることを受け、18歳以下の使用を控えるよう勧告しました。

世界ではアメリカだけではなくオーストラリアやブラジルなど、日焼けマシンや日焼けベッドの法律による規制を始めています。

年々、私たちの体にダメージを与えるUV量は増えてきています。

UVについてのさまざまなリスクをご紹介しましたが、正しい情報を得ることや最新のUVについての記事を読むこともおすすめの方法のひとつです。

日焼け止めクリームや日焼け止めサプリを上手に活用して、赤ちゃんや子どもの頃から日焼けから守ってあげましょう。

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ナナ

はじめまして。 コスメ大好き女子のナナです。こすむむすめ。の管理人をしています。 新しいコスメ情報を収集したり、エステサロンに行くのが大好きです。 趣味はコスメ探しと食べ歩き。